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kyosho 1/43 LANCIA RALLY 037 1985MonteCarlo <簡単な実車の解説> 生産:1982-1984(コンペティツィオーネ) 排気量:1995cc 公称最大出力:280〜370ps(イベントによって異なる) 車輌重量:960kg以下 駆動方式:MR WRCランチアと言って誰もが思い浮かぶ4台。 ストラトス、LANCIARALLY、S4、デルタ・・・ その中で2WDから4WD時代への橋渡し的存在がLANCIA RALLYだ。 ストラトスから(強引に)スイッチされたFIAT131RALLYだが 80年代に入るとその強さにも陰りが見えてきた。 そこで82年から始まるGr.Bカテゴリーへの参戦を視野に入れて、 FIATモンテカルロをベースにアバルト主導で開発された。 |
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正式な車名は「LANCIA RALLY」だがアバルトでの開発コードSE037から 037RALLYと呼称される事も多い。 時代は既にアウディクワトロが先鞭を付けた4WDに移行しつつあったが S4までの”つなぎ”としてコンベンショナルなMR方式が採用された。 ピニンデザインのスタイリングは流麗。 個人的には最も美しいラリーカーだと思う。 |
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エンジンはFIAT製。 アバルトの手によりスーパーチャージャーが付加されている。 市販車は205ps、ワークスマシンでも初期型は280ps程度の出力だったが ウォーターインジェクションシステムの採用などで エボT〜Vへの進化の中でどんどん高出力化されていった。 京商のモデルでもエンジンは再現されており、 パイピングなども小スケールながら頑張っている。 |
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シャーシ下部から。 この京商のモデルは良く出来ていてミッション周りもご覧の通り。 1/18のLANCIARALLYも手がけている京商ならではの抜かりの無い仕上がり。 |
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台座にはLANCIAのエンブレムが貼り付けられていて、マニア泣かせです。 |
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LANCIA RALLYはこのショットが一番好きです。 繊細なアンテナは別パーツで同梱されており拘りが感じられる。 カラーリングはすべてシールで再現されており良く見ると段差が・・・ ボンピンやサイドウィンカーもシールなのはちょっと悲しいかも。 でも全体的には良い雰囲気です。 テールレンズやライトの表現もばっちりでキモは押さえてあります。 買っても損は無い・・・というかLANCIARALLYファンは即買い推奨。 恐らく速攻で市場から消える人気モデルです。 今すぐお店にダッシュ!です。 |