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EBBRO 1/24 HONDA NSX TypeR 2002-2005 <実車の簡単な解説> 生産:NA2型2002-2005 排気量:3200cc 公称最大出力:280ps 駆動方式:MR 「またひとつ。夢が生まれた。」 ホンダ流「R」はNSXから始まった。 NSXの持つ走りのポテンシャルを文字通り”最大限”引き出し、 サーキット走行にのみフォーカスしたのがNSXタイプRだ。 初代NSX-Rは92年から3年間の期間限定で約470台がデリバリーされた。 その後、根強い人気から10年後の2002年にNA2型として再登場した。 NA2型のNSX-Rは200台弱の生産数と云われている。 |
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エブロのモデルは後期型の通称02モデル。 固定式ヘッドライト、ドライカーボン製ボンネット&リアウィングが識別点だ。 写真奥の赤いNSXはスポーツモデルのTypeS |
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ボンネット内比較 TypeSではスペアタイヤが収まる部分に TypeRはラジエターからの熱気を逃がす導風板が取り付けられている。 パンク時には液状のパンク修理KITを用いる事となり、少々不安が残る。 |
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ボンネット内アップ 写真右のヒューズBOXのラベル書きや、車体製造番号プレート、 ラジエター上部のコーションラベルなど恐ろしいくらいリアル。 |
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フロントグリルからラジエターを介し、ボンネット上部に廃風される。 国産車唯一の「マイナスリフト」を実現する。 |
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エンジンルーム比較 TypeRはマグネシウム製のインマニカバーが赤い。 ヘッドカバーはどちらも赤色(3.2Lモデルは全車赤色の結晶塗装) |
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エンジンルームアップ 紫外線による劣化防止の為のエキスパンションタンクカバーや、 PCVバルブからのホース、DBWシステムのモーターなど再現。 圧力キャップやエアクリーナー交換サイクル、排ガス適合ラベルなども 精密に再現されている。 |
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室内 MOMO社製ステアリングやチタン製球形シフトノブも再現。 赤いカーペットが新型Rの証。 サーキットでの走行性能を至上とするTypeRにはオーディオ/エアコンは 標準装着されない。 エブロのモデルではオプションのカーボン製ラジオリッドが再現されている。 |
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RECARO社製SP-Aカーボンシート。 NSX-Rで初めて採用されたこのシートは 以降TypeS、TypeS-Zeroに採用される。 チタンシフトノブ、MOMOステアリングと並び「赤いレカロ」が TypeRの室内を象徴する三種の神器の一つとなる。 |
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サイドシル部のシリアルナンバープレート NSXの何台目かが記される。 TypeRの場合は何台目のRかも記録される。 更にグレード名、カスタムオーダー内容も記される為 NSXの詳細を証明する重要な部分だ。 |
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TypeSのサイドシル。 残念ながらエブロのTypeSにはシリアルプレート部が再現されていない。 後発のTypeRではステッカーで再現されており、 ユーザーの声を反映したものと推測される。 |
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リア下部 基本はTypeS同様の眺めだがバンパー後端のディフューザーや 専用タイヤPOTENZA RE-070のパターンが異なる。 |
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フロント下部 ラジエター下部の空気の流れを整流するアンダーパネルが追加。 左右の黒い部分はコーナリング中のハンドリング性能を向上させる為の アンダースポイラーの効果を果たす。 |
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リア下部比較 TypeRのみバンパーアンダーにディフューザーが追加されている。 またリアウィングは大型のカーボン製となり、 ハイマウントストップランプも装備される。 |
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リアビュー 大型ウィングはデザインの一体性が無く、後付け感が強い。 元々NSXのリアトランク形状はリアスポイラー一体でデザインされており 仕方ない部分だ。 |
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フロントタイヤ スリット入りのディスクローターがTypeRの証。 それ以外の部分は3.2L以降のNSX共通だ。 エブロのモデルではキャリパー部の「NSX」のロゴも再現されている。 |
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リアタイヤ 専用開発されたPOTENZA RE-070はセミレーシングタイヤ並の タイヤパターンとなっておりブロック剛性は非常に高い。 |
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ワインディングベスト、TypeS サーキットスペシャル、TypeR いずれも甲乙付け難い魅力のあるモデルと言える。 |