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1/200 GAINCORP World Aircraft Collection

F-2A 第三航空団 三沢基地 第三飛行隊
F-4EJ改 第三航空団 三沢基地 第八飛行隊


今回はいつもと毛色が違って戦闘機のダイキャストモデルです。
手前の少し小柄な機体がF-2A
奥の大柄で長細い機体がF-4EJ改

どちらも日の丸が付いているところからわかるように、
我が国の空を護る航空自衛隊の支援戦闘機です。

支援戦闘機とは、米国式に言うと戦闘攻撃機
この2種の機体は対艦攻撃を前提に配備されていますが
必要とあらば対空戦闘も可能です。

名称の数字が大きいのでF-4EJ改の方が新しいように感じますが、
これは米国の戦闘機をライセンス生産した為に、
米軍での名称がそのまま流用されているだけで、
実際にはF-2Aの方が新しい機体です。
F-2Aは純国産のF-1戦闘機の後継機なので「F-2」なのです。

自衛隊での運用開始はF-4EJ改が1972年、F-2Aが2000年。
F-4EJ改は運用から40年近くが経過しており限界を超えています。
後継機選考(F-X)は難航しており、いつまで運用するのか未定です。


おなか
でんぐり返りするとちょっとマヌケな感じ。


<兵装>
■F-4EJ改
M61A1機関砲
ASM-2対艦ミサイル2発
真ん中の大きいのは増槽(追加燃料タンク)

■F-2A
M61A1機関砲
90式空対空誘導弾(AAM-3) 4発
AIM-7F/M対空ミサイル 4発
中央はやはり増槽

いずれもセミアクティブやパッシブホーミングミサイルで
発射後にロックし続ける必要があるが、
撃ちっぱなしミサイルである、99式空対空誘導弾(AAM-4)の
搭載検討もされている。

一見するとF-16と見分けが付かないF-2ですが、
実際にはフォルム以外はすべてが違うといっても過言では無い。

機首は延長され、大型化された主翼はカーボンで作られており、
軽量かつステルス性向上に寄与している。

アクティブフェーズドアレイレーダーやFBWを持ち、
第4.5世代機の中でも戦闘力の高い部類に入る高性能機です。

F-16とあまり代わり映えのしない見た目、F-X選定時の混乱、
開発の遅れ、それらに伴う価格の高騰、導入後のトラブルなど
あまりいい印象が無いですが、他国の戦闘機と比べても
決して見劣りのすることが無い優れた機体です。

洋上迷彩を施したF-2は文句無くカッコイイ〜




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