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1/43 ixo LANCIA DELTA HF INTEGRALE Evoluzione
1992MonteCarlo

【簡単な実車の解説】
WRCにおいて、連勝街道まっしぐらのLANCIA WORKSであったが
サインツの駆るTOYOTA CELICA(ST165)の猛追を受け、
その速さにも若干の陰りが・・・
しかし進化の手を緩めないLANCIAが生み出した、
deltaの最終進化型が「Evoluzione」だ。

ベースモデルのdeltaから大幅なモディファイが施され、
もはや進化の限界と思われた16vであったが、
deltaのポテンシャルは想像以上に高かった。
そして1992年はランチアワークスにとって最後の花道となった。
6年連続メイクスタイトルという記録を打ち立て撤退。
この年を持ってdeltaの開発は事実上終了し、その活動は縮小された。
それはまたWRCにおける日本車の時代の幕開けでもあった。
8v、16vでも既にオーバーフェンダーでトレッドを稼いでいたが、
Evoluzioneでは更に大型化された。

16vではDOHCヘッドを収める為にボンネットに膨らみが
付けられていたが、
Evoluzioneではこれも更に大型化された。

また、そそり立ったリアウィングは
Evoluzioneの証だ。
更に穴ボコが増えたフロントマスク。
バンパー前面はもはや穴の面積の方が大きいのでは・・・
16vのフロント
上の
Evoluzioneと見比べて見ると面白い。

8v→16vでは主にボンネット形状に違いがみられるが
16v→Evoluzioneではフェンダー、バンパー、ボンネットと
ほぼ全域に渡ってボディに改修が加えられているのがわかる。


それぞれのモデルで好みが分かれる所だが、
個人的には16v仕様が一番バランスがとれているような気もします。

Evoluzioneのヤリ過ぎな感じもそれはそれで好きですけどね。


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