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1/43 PMA WILLIAMS Toyota FW29 N.ROSBERG 2007 2006年のF1デビューから頭角をメキメキ表している期待の新星がニコ・ロズベルグだ。 元F1チャンピオンのケケ・ロズベルグの息子で2世ドライバー。 なお最近のF1では中嶋一貴やネルソンピケJr.等、 2世ドライバー自体は珍しくありません。 2007年は昨年から引き続きウィリアムズで参戦。 Powerd by Toyotaを得て空力も進化したFW29ですが、 ウイリアムズはプライベートチームなので 自動車メーカー系のトップチームとの差は依然大きい。 マシン性能はイマイチなFW29ですが、 チームメイトのブルツに対して優れたパフォーマンスを示したニコは コバライネン、クビサ、ハミルトン等の新世代ドライバー達と同格かそれ以上の 期待が持たれており、今後が楽しみです。 モデルは1/43のF1では定番のミニチャンプス製で、 今年流行したフロントの「ブリッジウィング」や 下部が絞り込まれたサイドポンツーンなど特徴が良く出ている。 ホイールはRAYS製で、これは日本の大阪に本社を置くホイールメーカー。 日本の自動車マニアには有名なメーカーで「VOLKRACING」や「RAYBROS」 ブランドで展開している。 ニコの活躍もあり、2007年のコンストラクターズはINGルノーに次ぐ4位。 これはボーダーフォンマクラーレンメルセデスがコンストラクターから排除された影響もあるが HondaレーシングF1やエンジン供給元のパナソニックTOYOTAレーシングよりも上位だ。 ノックアウト方式の予選でも最終のQ3まで残る事も多々あり、 本戦のトラブルさえなければINGルノーより速かったのではなかろうか。 マシンの信頼性が低いのか、ニコのドライブが荒いせいか定かでは無いが、 少なくとも2006年のコスワースエンジン時代よりは パフォーマンスは上がっている模様である。 エンジン開発の凍結、上限回転の制限などでエンジン差は出難くなっており それらがプライベートチームには有利に働いている可能性もある。 兎に角、ニコ+ウィリアムズは中々良いポジションに付けているのは間違い無い。 2008年のマシン開発状況次第ではルノーやBMWザウバーと 互角に戦えるようになれるかもしれない。 |