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EBBRO 1/43 NISSAN FAIRLADY Z
CALSONIC IMPUL Z SuperGT 2005 #12


<実車の簡単な解説>

年式:2005年
排気量:3000cc
公称最大出力:500ps
車輌重量:1080kg
駆動方式:FR


2004年から投入されたZ33。
ホモロゲモデルのTypeE発売によりワイド&ロングなボディを実現し
従来のGT-Rに対し、空力、車体バランスなどが大幅に向上。
参戦初年度から圧倒的な強さを見せ付け、NISMOがチームタイトルを獲得し、
高いポテンシャルを発揮した。


Z33はSuperGT GT500参加車両の中で、唯一ターボエンジンを搭載している(※)のが特徴。
単純に考えればターボパワー有利に思えるが、実際には2005年のSuperGT規定では
NA車のみ高地補正としてリストラクター径をワンサイズupできるので、
富士やオートポリスなどではターボエンジンのZは不利であった。
なお2006年のシリーズでは、これらの補正は一旦凍結される見込みである。
代わりに車両毎の細かい補正を加えると言うが、果たして・・・

毎年行われる大幅な車両規定変更はこのシリーズの特徴。
「GTはプロレス」と呼ばれる所以であるが、膨大な時間と資金を費やした技術も
レギュレーション変更であっさり帳消しになるという矛盾がある。

また車両格差の調整の取り方に関しても正しく補正できているかは賛否両論なのが実情だ。



※(2005年のNSXも当初ターボを装着していたが第4戦SUGO以降はNAに戻している。)


リアビュー

切れ長のテールレンズや丸いお尻に量産車のイメージが残る。

この
モデルは第5戦もてぎで3位入賞を果たした#12
ファンにはおなじみのカルソニックブルーのカラーリングも鮮やかだ。
地元もてぎで圧倒的な強さを見せたNSX勢ではあるが、Z軍団も善戦し3,4位と健闘した。
またドライバーの井出は2006年から「SUPER AGURI Formula1」でF1デビューを果たしている。

同じZでの参戦であるにも関わらず、NISMOの影に隠れてしまうTEAM IMPULですが
青に白文字のカラーリングが文句なしにカッコいい!
NSXびいきの私ですけど、GT仕様のZも好きです。

毎度の事ながらエブロのモデルは文句の付けようが無い仕上がりです。
全体のフォルムや細部のディティールなども素晴らしいです。
但し、ミラーやアンテナは非常に繊細な部品なので扱いには気を使います。

また
エブロからは第3戦セパン、マレーシア仕様も発売されています。
店頭で見比べた所、ルーフのエアダクト形状の違いのようです。
マレーシアでの猛暑対策としてドライバーへの負担低減の為に
フレッシュエアを取り入れているのでしょうか?

このあたりの細かい違いを楽しむのも、ミニカー趣味の醍醐味といったところです。
我が家の癒し系、ふぇみちゃんと。
集めだすとキリが無いのがレーシングカーです。
自分なりにテーマを決めて集めるのも楽しいかもしれませんね。


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