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1/43LANCIA STRATOS MonteCarlo 1977


<実車の簡単な解説>

生産:1974-1975年(市販型)
排気量:2400cc
公称最大出力:190ps
車輌重量:980kg
駆動方式:MR



世界的に有名なこのクルマに関しては、私如きが語るのもおこがましいので簡単に。

イタリア語で「成層圏」と名付けられたこの車は、最強の競技車両を目指して設計された。
レースへは72年にプロトタイプでスポット参戦。
74年後半にようやくグループ4ホモロゲ-ションを取得し、その後3年間連続でWRCタイトル獲得。
文字通り圧倒的な強さを見せ付けた。

WRCで無敵とも言える活躍を見せたストラトスであったが、市販型の売れ行きは芳しくなく
77年にはランチアの親会社フィアット社が131ラリーでのワークス活動を本格化。
この後政治的な圧力によりランチアのワークス活動は縮小されたが、
プライベーターによるストラトスの参戦は続き、81年のツール・ド・コルスで最後の優勝を果たした。



モデルは77年モンテカルロ優勝車。

77年時点でもストラトスを擁するランチアワークスの戦闘力は高かったが
前述のように親会社であるFIATの意向に逆らえるはずも無く
この年のマニュファクチャラーズチャンピオンはFIATに譲る結果となってしまった。

リアビュー

私が一番好きなストラトスのショット。
強烈なダックテールが楔形を強く印象付ける。
独特のルーバー形状や張り出したフェンダーも強調され、
同年代の車達と見比べるとそのデザインの異質さがわかる。


純競技車としての生い立ち、比類なきデザイン、WRCでの伝説的な活躍など
それらすべてがストラトスを永遠のものにした。

ずっと恋焦がれる永遠の名車ストラトス。
その中でもアリタリアカラーのワークス仕様は実車、ミニカー共に人気が高いモデルです。

1/43のダイキャストミニカーは過去にMINICHAMPSもモデル化していますが
僅かな数が流通したのみで絶版になって久しいです。
私も当時買い逃したのでずっと心に引っ掛かっているモデルでした。
京商の1/18は大きい割にディティールが大味ですし・・・

最近になってMINICHAMPSよりストラダーレ仕様が発売されましたが、
やはり、ストラトス=アリタリアカラーなので我慢していました。
そして遂にixoから1/43で発売!無事購入できました。

残念ながらマーキングはデカールで再現されています。
また塗装や組み立て等の仕上げもMINICHAMPSより数段劣りますが
全体的なプロポーションは中々良いです。

とにかく、このサイズで発売してくれた事に感謝します。
前期アリタリアカラーも発売してくれないかな〜
絶対買いますので。


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