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CROWN MODEL
PYTHON357 6inch
エアガンファンには馴染みが薄い「クラウンモデル」製パイソン。
どちらかといえば模型店や大手スーパーの玩具コーナーといった販路なので
モデルガン/エア-ガン専門店でお目に掛かる機会は少ないかも。

クラウンのパイソンは現在4種類存在する。
一番低グレードの「ハイパーエアリボルバー」は昔キット販売されていたものの完成品。
キットは1000円ちょっとで購入できるプラモデルタイプで、購入した事がある人も多いだろう。

私も子供の頃何度か購入した事があります。
外観、実射性能、耐久性いずれも「まぁこんなもんか・・・」という程度のものだ。
一度マイナーチェンジを受けて組み立てに接着剤が不要になったりとかしてるけど
基本構造は20年以上変わらず作られている長寿モデルなのです。


▲シャープな刻印は後加工。
書体やサイズも適切でタナカやコクサイの高級モデルと比べても見劣りしない。
ベンチレーテッドリブと並びパイソンの「顔」だけに嬉しい配慮。

▲マズル部
一段奥まった部分にアルミ製インナーバレルが覗く。
ライフリングの表現もあり。
左右モナカ式だが分割ラインを上手く処理してあり雰囲気を大切にしている。
今回購入したのは「ホップアップエアーリボルバー」モデル。
一応対象年齢が18歳以上になっている。

このモデルは低グレードの「ハイパー」とは全く別物。
すべてのパーツは新設計&新金型。
良く折れたハンマーピンは金属になっているし、全体の剛性感がまるで違う。
外観もシャープで全体にマットフィニッシュ塗装が施され、価格以上の高級感がある。

ディティール、フォルムなど外観処理は「ぽっちゃり系」のマルイのガスガンより上。
コクサイやタナカに通じるシャープなフォルムは実銃のパイソンの雰囲気がある。
エアーリボルバーといえば昔はマルイが
カートリッジにバネが仕込んである「つづみ弾タイプ」を出していたり、
ファルコントーイが同様のカートリッジポンプタイプをリリースしていた。

クラウン方式は多くのガスリボルバー同様、グリップ内にタンクを持つ。
この方式はカートリッジサイズが実寸に近くできる反面、
エアー経路が複雑なのでパワーロスが多い。
(タナカのガスリボルバーがハイパワーで好評なのはシリンダーにガスタンクを持つためだ。)

狭いグリップ内で限られたサイズのエアーポンプで圧縮した空気を
複雑な経路を経て発射するのだから、性能的には不利な方式である。

▲リアサイト
左右上下の調整可能。
ディティールも申し分無しだがクリックが無いのは残念。

▲トリガーやハンマーはジュラコン製。
形状的には強度に不安は無い。
その分野暮ったい形状ではあるが、折れてしまうよりは良い。
サイドプレートのランパンコルトのマーキング、
グリップのメダリオン等は独自の解釈でリアルでは無い。

しかしながらサイドプレートの分割ラインは実銃同様。
プラでは剛性の得難い構造だが、コッキング時にたわんで
隙間が広がる・・・といった事も無い。
カートリッジはBB弾を後ろに込める方式。
命中精度の点で疑問が残るが、パワーの点では先込め式より幾分有利だろう。

安っぽいプラ製だが、今となってはカートリッジ式というだけで希少。
コクサイのガスリボルバーが絶版になった為、
パイソンのカート式エアガン/ガスガンはこのクラウン製しか無いという事実・・・

▲専用カートリッジ
サイズは357magとほぼ同寸だがリム形状が独自なので
実銃用スピードローダーは使えない。

▲シリンダーは薬室が筒抜けで
ASGKの自主規制に捕われない形状。
見ての通りエキストラクターの形もちゃんとパイソンしてる。
シリンダー、エキストラクター形状はリアル。
エジェクトのストロークが幾分少ないのはご愛嬌。

なおエキストラクターロッドはこの銃唯一といって良い金属パーツだ。
他にはピン類やネジ類しか金属パーツが無い。

内部も一度分解してみたが、実銃とは全く違う形状のパーツ構成になっており
特にバネ類の組み付けにはかなり悩んでしまった。
ハンドのバネは変態的な使われ方をしているので要注意。
実射性能は全く期待していなかったのですが、予想を裏切って良好です。

パワー的には0.2Jくらいかな?
一応3m先のコピー紙を貫通できるパワーはあります。
接射でダンボールにめり込む程度です。
これはコクサイ製のガスリボルバーくらいですね。なかなか頑張っている。

ホップアップが強力で0.2g以上で無いと「サイコガン」になりますw
最適な弾は0.2〜0.25gでしょう。
飛距離は30〜40mくらいはあり十分です。

命中精度は・・・すごく気まぐれです。上下左右とバラバラに散らばります。
まぁカート後ろ込め式では仕方ないでしょう。

しかし射撃しているとすごく気持いいんですね。
グリップ内のバネの振動が「撃っているぞ」という気分にさせてくれます。
ハンマーコックもさほど固くなく、慣れれば軽快に連射できます。

ガスも不要で環境にも懐にも優しい。
パワーもそこそこなので部屋撃ちにはピッタリな銃です。
リボルバーファンにお勧めです。


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