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KOKUSAI
COLT PYTHON 357MAGNUM
世界でも美しい銃の5指に入る名銃コルト パイソン
コルト社のアドレスも実銃そのままだ
サイドプレート、メダリオンのランパンコルト
メダリオンの跳ね馬のバックに星が無く、地球も描かれていないのはコクサイ流。
リボルバーファンを虜にするショット。
機械加工のヘアラインも再現されており雰囲気が出ている。
このチャンバーに357magを押し込む瞬間、映画や小説の主人公になりきるのだ。
6インチモデルは最も美しいモデル
4インチモデルはバランスが取れたモデル
ダーティハリー2では制服警官が使用していたがまさにそんなイメージ。
マットフィニッシュのステンレス仕様もかっこいい。
3インチモデルは通称「コンバットパイソン」
パイソンの美しいラインと短銃身ならではの凄みが同居する。
ガンブルーモデルとの比較
コクサイパイソンの初期型は表面にガンブルー調の塗装が施されていた。
ステンレスモデルの各銃身長
コクサイ製パイソンガスガンシリーズに8インチのパイソンハンターが無かったのが悔やまれる。
ここはガンショップですか?
同じ銃ばかり7丁も・・・
エアガンとしての実射性能
最低の部類。
5mでターゲットペーパーをようやく貫通するパワーには泣きたくなる。
もはやグルーピングがどうこう語る銃では無い。
耐久性も低く、バレル後端のカラーが割れてくるのが定番の故障。
パーツ単体販売は無く、フレーム&バレルASSYの交換を余儀なくされる。
しかも既にメーカーが倒産しておりパーツの入手は不可能に近い。
前期型と後期型ではHOPシステムの有無が違いだが、このパワーではHOPがあろうがなかろうが
もはやどうでもいい事だ。

外観
性能は最低だが外観は最高。
恐らく金属モデルガンの設計を踏襲したと思われる。
素晴らしく均整のとれたプロポーション、エッジの処理、刻印の正確さなど
パイソンのガスガンでこれを越える外観のものは未だに無い。
シリンダーにカートリッジを挿入できるパイソンのガスガンは希少なのだ。

総評
モデルガン的要素が強い銃。
初心者には間違ってもお勧めしない、スキモノだけがチョィスする類のものだ。
エアガンとしての機能はおまけ程度に考えて頂きたい。
コクサイというメーカーを語るときに外せないのが「リボルバーのコクサイ」というコピー。
モデルガン時代からリボルバーファンの心を掴んで離さない再現の正確さは
エアガンとして見た場合、性能や耐久性より見た目やメカの再現性を重視する結果となった。
ゆえに一部のコアファン以外は購入の対象外になってしまった。

数年前の工場の火災が原因で倒産してしまったが、復活を望むメーカーである。


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