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2012.01.03 海上自衛隊 舞鶴基地(北吸桟橋)見学
京都府舞鶴市に位置する、「海上自衛隊 舞鶴基地」は
日本海側の重要拠点となっており、海自の主力艦船が母港とする基地です。
舞鶴基地の公式サイトで確認したところ、お正月でも見学を受け付けているようです。
(見学の際は予定表を確認してください。)
予定表では岸壁からの見学のみですが、まぁ十分かと。
ドライブがてら、見に行く事にしました。
まずは迷彩服姿の警衛が守衛するゲートで挨拶をして、誘導に従い駐車、
先で簡単な記帳を行えば、すぐに見学できます。
少人数での見学の場合予約は不要です。
対応して下さる自衛官の方は皆さん親切なので、戸惑うことはありません。
今回は、巡洋艦5隻、補給艦1隻が停泊していました。
なお事前に、どの艦艇が停泊しているかはわかりません。
艦艇のスケジュールは、当然ですが防衛機密です。
その中には、こんごう型イージス艦の「みょうこう」の姿がありました。
(上の写真、左側がDDG-175 みょうこう)
艦橋部分。127mm速射砲やファランクスが見える。
イージス艦と言えば、この8角形のSPYレーダーと、
凹凸の少ない艦橋が特徴的。
最後の要、ファランクス。
銃身にはカバーが被っていました。
全体的にカクカクとした建造物が多い。レーダー波の影響を受けにくくする為だ。
お正月なので、入り口には門松がありました。
補給艦ましゅう
インド洋での補給活動を実施した大型補給艦です。
ましゅうの門松
補給艦っぽい装備
ましゅうの艦尾。大きい船ですね。
停泊用のゴムクッションは横浜ゴム製
予定表には無かったのですが、はつゆき型9番艦
”DD-130 まつゆき”の艦内を
見学させてもらう事ができました。
同型艦”はまゆき”と横並びで停泊しているので、まずは”はまゆき”に上船してから、
”まつゆき”に向かいます。
はまゆきと、まつゆきを結ぶ連絡橋を渡ります。
勿論、入り口には門松があります。
艦上の様子。
それなりに大きい船ですが、装備がひしめいているので狭く感じます。
昔の戦艦と違い、外観からあまり兵装が目立ちませんが
ひっそりと、強力なミサイル発射管が佇んでいます。
ハープンミサイル発射管でした。
目立つのは76mm主砲が1門のみですが、
良く見ると至る所にミサイルが搭載されています。
艦橋の構造物を見上げる。
正面から。
76mm速射砲
わずか1門しか無いが、1分間に70発も発射できる。
もはや、これひとつで十分なんですね。
艦首
速射砲の後ろにある箱状のものは・・・
74式アスロックランチャー
説明してくれた二等海曹によると、既に旧式で
今や米軍では使用されていないタイプとのこと。
船首から艦尾に移動する際、湾内が見渡せます。
日立系ユニバーサル造船所のドックで改装中は、
最新鋭イージス護衛艦である、あたご型1番艦「DDG-177
あたご」
艦尾に来ました。
シースパロー発射管だそうです。前面のカバーを突き破って発射される。
発射訓練後は、甲板が煤だらけになってしまい、掃除が大変だと仰っていました。
こうしてみると、近代の巡洋艦jは本当にミサイルだらけなんですね。
救命用の浮き輪
総員退艦!
当たり前と言えば当たり前な内容ばかりですが、重要な内容です。
普段から見えるところに貼っておく事で、イザという時に思い出せるようになっている。
と、見学はここまで。
十分に堪能しました。
おまけ
隊員達の力作が展示されていました。
どこの基地でも見ますが、器用な隊員は必ず居るものです。
どれもかなりの腕前です。
おそらく自作の護衛艦。すごい。
ジオラマもありました。
そろそろお昼時です。
この後福井県敦賀市に移動しました。
「敦賀ヨーロッパ軒」本店で昼食にしました。
福井名物、「ヨーロッパ軒ソースとんかつ」
今回はミックス丼にしました。
かなりのボリュームですが写真のセットで1000円くらいで、美味しく頂きました。
この後帰途につき、16時頃実家に帰着。
福井は雪が多かったですが、途中で降られる事も無く、
三が日という事もあり交通量も少なく、快適なドライブでした。
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