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ボークス 造形村 SWSシリーズ No.1 1/32
大日本帝國海軍 局地戦闘機 震電 J7W1(九州飛行機)

前回のコクピットの続きです。

計器板を塗装する。
説明書では詳しい塗装指示は無いので、作例写真を見ながら適当に…
ガラス部をマスキングゾルで覆ってから、No.317で計器の枠を塗装。


パネルをつや消し黒…だけだとなんだか物足りないので
シルバーで軽くドライブラシ。


説明書の指示通り、デカールを裏から貼ります。


レンズ効果を活かして、計器の文字盤を再現。
効果をより際立たせるために、レンズ部の仕上げにタミヤのアクリルクリアーを塗布。


光を透過させると文字盤がくっきり浮かび上がる。


ベルトやレバー類の細かい塗り分けも完了。
ラインオフ時の再現ならこのままでOK。
しかしこのままでは綺麗過ぎて、模型的にツマラナイですよね。と。


うりゃっ!とウォッシング。
塗ったのはエナメルのブラックと、つや消しブラウンを適当に混合ししたもの。


薄め液を染込ませた綿棒で、塗料を残しつつ適度に拭き取るといい感じに。
ハンドル部分やパネル類はシルバーでドライブラシして塗装が剥げた感を。
ペダルの足元も同様に仕上げました。

ビッグスケールなので、手を掛けてやれば
完成後に覗き込んだときに報われる…といいなぁ。


箱組しました。
合いはイマイチなので、ダボ穴の拡張や各部の摺り合わせは必須。


太平洋戦争末期の試作機のコクピットの雰囲気ってどんなのだろうか。
ピカピカのペンキ塗りたて?それとも汚れや塗装剥げが目立つ?

わからんねぇ〜

現存機ではあるけれど、リペイントされてる上に、半世紀以上も前のものだし。
やっぱりここは、各々が妄想するしかないわけで。

人間が良く触る部分は、塗装が剥げて金属地が見えるだろう。
機器の隅や影は、埃汚れが拭き取られないだろう。
同一色の塗装面だって、ムラムラだったりするだろうし。

あとは、なんていうか、現用機よりも重苦しい雰囲気が欲しい。
今回は全体的に暗いトーンで仕上げようかなと思う。


<続く>


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