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ハセガワ 1/48 マクドネルダグラス RF-4E ファントムU 航空自衛隊偵察航空隊
第501飛行隊 シャークティース
ヨンパチ、ナナニイのファントムコレクション
スケール違いで、同じ機体を購入している時点で駄目な感じ。
その中でも偵察型を4つも買ってあります。
自衛隊機なら全部好きですけど、とりわけファントムはかなり好きな機体です。
無骨な感じが凄くカッコイイと思いません?
F-2のスマートさや、F-15Jの力強さもいいですけどね。
で、今回製作するのはこのモデル。
1/48のRF-4E 百里の501飛行隊です。
垂直尾翼に描かれている、ウッドペッカーの部隊マークが有名です。
「シャークティース」の名の通り、シャークマウスのノーズアートがペイントされています。
要撃機とも違う迷彩柄もカッコイイ一品。
<航空自衛隊 RF-4E 偵察機>
RF-4EはF-4Eベースに、機首に偵察用カメラを搭載したモデル。
本国のアメリカではRF-4B及びCに留まり、E型は輸出専用であった。
航空自衛隊のRF-4Eの導入数は14機で、全て米国から輸入されました。
偵察以外にも、災害時の被害状況をいち早く確認するなど
多岐な任務をこなします。
1974年の導入から30年以上経ち、順次用途廃止になっているのが現状で
プラモの箱の写真の機体も、既に用途廃止済みなのです…
ゲートガードになったRF-4E(2010年百里基地)
追加導入されたRF-4EJ(F-4EJからの改修型)は17機でしたが、
改修前に既に酷使されていた為に、機体寿命がRF-4Eより短いものが多く、
先に寿命を迎えた機体も多いようです。
飛行機動を披露するRF-4E(2010年百里基地航空際にて)
2011年現在、それでもまだ10機程のRF-4Eが現役で頑張っています。
一時期はF-15の初期型(PreMSIP)を偵察型に改修して補充する計画もあったようですが、
専用の偵察ポットの開発が難航しているようで、計画は一旦キャンセルされてしまいました。
要撃型のF-4EJ改同様、RF-4Eもいつまで飛べるのやら…
ここからプラモに戻ります。
パーツ構成1
パーツ構成2
デカール
デカールは流石に少し黄ばんでいます。
日光晒しで多少は黄ばみが取れるでしょうか。
まぁあんまり気にしないんですけどね。
軍用機なんて、色褪せや汚れがつき物ですし。
このRF-4Eは、従来のF-4に、専用の追加パーツでRF化されている。
なので本来不要なミサイル類もセットされている。
これはこれで他のキットに使えるのでラッキー
第四世代あたりの戦闘機ファンならいくらでも使い道はある。
サクッと仮組み
パーツ構成は1/72のF-4とあまり変わりが無いです。
インテークと主翼は少し隙間ができるかな?
被せるタイプの専用パーツにより、機首〜主翼に掛けては、
RF-4E独特のスパローランチャー無しの形状を再現。
うるさいマニアはここの形状を自然な感じに作り直すらしい。
今回はどうしようかな〜
確かに違うと言えば違うんですが、模型としての作りから来る違いなので
別にいいような気もする。
コクピットのパーツを切り出しました。
飛行機モデルの製作は、コクピットから始まる。
もはやバイブルと化している「モデルアートプロフィール」の
実機写真を参考に、計器類を塗装。
写真を見ながら比較すると、ハセガワのキットは
かなり正確かつ精密に再現されているのがわかる。
なので塗装も気合が入ります。
今回もキャノピーオープン状態で製作するつもりなので
頑張って塗装しました。
計器盤の裏もディティールアップする予定です。
主翼
他のF-4と共用パーツの為、中央の突起を削り取らなくてはならない。
繊細なパネルラインが集中する場所なので、嬉しくない仕様です。
ニッパーでおおまかにカット、400番の耐水ペーパーで削り、
クレオスのラインチゼルでパネルラインを復活させました。
主翼の下面も同様の突起がありますのでカットします。
主翼付け根部分も、アンテナ状の突起をカット。
いつも素組みですけど、今回は多少手を加えようと考えています。
なので製作期間はかなり長くなると予想されます。
半年くらい掛かるかも。
まぁ大好きな機体なので、ハイテンションで作るかもしれませんけど…
<続く>